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【セミナー/イベントレポート】 メイドインジャパンの味で日本を元気に
<お台場 春祭~お台場四季カクテルと和の饗宴~>

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 日本が誇る、美しいベイエリア・お台場。2年前、東日本大震災を機に「お台場を元気にしたい」という気持ちから、あるプロジェクトが誕生した。震災からの復興に願いを込め、お台場から日本のもつ素晴らしさを発信していこうという取り組みだ。この志に賛同したベイエリアのハイクラスホテルたちが顔をそろえ、ホテルの敷居を越え、この「お台場プロジェクト」に取り組んだ。その中で「お台場ハイボール」という、お台場のホテルバーでしか味わえない特別なカクテルも誕生。それから1年、このほどホテルグランパシフィックLE DAIBAの「スターロード」にて「お台場 春祭~お台場四季カクテルと和の饗宴~」と銘打ったイベントが開催された。春の嵐の1日となったお台場で生まれた、スペシャルな1日の様子を紹介する。



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ドレスコードは和装。
華やかな雰囲気の中で「和」を堪能


 同イベントが開催されたこの日は、爆弾低気圧が日本列島を通過すると大きく取り上げられた日。曇天にもかかわらず、会場には華やかな和装を身にまとったゲストたちの姿が。今回はテーマに「和」が盛り込まれているということで、ドレスコードは和装。約90名のゲストたちの中には、華やかな着物を身にまとった女性やシックな和装でまとめた男性たちの姿がずらり。

 今回の「お台場四季カクテル」は、ホテルグランパシフィック LE DAIBA、ホテル日航東京、東京ベイコート倶楽部 ホテル&スパリゾートの3つのホテルがひとつになり、サントリーの生み出したジャパニーズウイスキー「山崎」「白州」「響」をモチーフに、それぞれのホテルのバーテンダーたちが「四つの季節」をイメージしたカクテルを創作。これらは今年3月から来年2月末まで、季節に合わせた限定メニューとして各ホテルのバーで味わうことができるという。

「四季」をテーマにしたカクテルを
今回は一度に楽しめるイベント


 各テーブルについたゲストの前には、昨年発表された「お台場ハイボール」が登場。フレッシュな味わいのハイボールで乾杯すると、ゲストたちは初対面でも気軽に会話に花を咲かせはじめた。まさに大人の社交場といったムードの中、素敵なひとときがスタートした。

 この日は季節ごとに味わえる4つのカクテルを、特別にすべて楽しめるというスペシャルイベント。さらにカクテルを生み出したバーテンダーたちが、実際に目の前でその1杯を実演するといったうれしい演出も。ゲストと同じく、和装姿でシェーカーを振る舞うバーテンダーたちの姿に会場も盛り上がり、さらにステージのまわりではダンサーによるパフォーマンスが披露され、ゲストたちはその舞いも楽しみながら出来上がりを待つことに。

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 最初にステージに登場したのは「スターロード」の佐藤司さん。「Seaside Promnade(シーサイドプロムナード)~白州からの花だより~」と名付けられたカクテルは、まるで桜の花びらを思わせるような薄紅色が印象的。「白州12年」をベースに桃やレモン、ジンジャーエールを加えた、ほんのり甘い口当たりが心地いい1杯だ。佐藤さんは「お台場の浜辺に咲く桜の木をイメージしました。飲みやすい味わいの中にも白州の香りが香るように工夫してみました。最後に桜のリキュールをふりかけて、桜っぽさを演出しています。お台場の景色を見ながら楽しんでいただきたいですね」とにっこり。ゲストからは「色がかわいらしく、白州がここまでマッチしているのに驚いた」と、春の気分に満足した声が聞こえてきた。



新しい和のモヒートを提案
「Citrus DAIBA Mojito
~鴎舞うリゾート~」


 次に登場したのは「ルイロペス」の飯塚貴也さんによる「Citrus DAIBA Mojito~鴎舞うリゾート~」。「白州12年」を使い、フレッシュさをアピールした新しいモヒートだ。「白州は通常のモヒートに使われるラムに比べ、甘さとやわらかなスモーキーさが特徴です。そこに、ゆずなどの柑橘類でフレッシュさを出し、さらにミントを加えることで、より飲みやすい味に仕上がったと思います」と飯塚さん。「日本でもモヒートが定着してきましたが、新しいスタイルをつくりたいと考えました。これがお台場の定番になればいいですね」という飯塚さんの言葉通り「こんなにすっきりさわやかなカクテルは初めて!」と、もっと飲みたいとゲストたちにも好評のよう。

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 季節は移り、次は秋のカクテルが登場。「Noble Wind~ノーブルウインド~」を創作したのは「ホテル日航東京メインバー キャプテンズバー」の滝川芽衣さん。美しい所作から生み出されるのは、カフェオレのような色味にオレンジのピールが添えられた1杯だ。「山崎12年をベースに、ビスケットとクリームのリキュール、さらにキャラメルシロップ、隠し味にほうじ茶を加え、柑橘類をアクセントにしたデザートカクテルです。甘いものをお好みの女性はもちろん、男性にも楽しんでいただけるカクテルになったと思います」と滝川さん。ゲストからは「ウイスキーの香りがとてもひきたつ1杯」と、秋の余韻を感じたという声が。



意外性のある組み合わせが好評
「Fairy Bell~月夜に響く鐘~」

 いよいよラストを飾るのは「東京ベイコート倶楽部ホテル&スパリゾートの富田杏沙さんがつくる「Fairy Bell~月夜に響く鐘~」。淡雪のようなふわふわとした見た目がロマンティックなカクテルだ。「ホワイトチョコとナッツ、ゆずのシロップを使いクリーミーな味にしてみました。イメージしたのは、お台場の白い砂浜。そこにソナードという砂糖を焦がして"大人のプロムナード"を演出してみたんです」と富田さん。「このカクテルは意外性があってびっくり」とゲストが語るように、見た目も味もワクワクする1杯。バーでは実際に一つひとつ、お客さまの目の前であぶって提供されるそう。

 ゲストのテーブルには4種類のカクテルのミニグラスとともに、ウイスキーを使ったオードブルも登場。心地よい酔いとフードに舌鼓を打ちながら、会場では楽しそうな会話を交わすゲストたちの、にこやかな表情があふれていた。さらにこの日は「山崎」、「白州」、「響」といったウイスキーがいただけるというスペシャルサービスも。バーテンダーたちは、にぎわうテーブルの間を直接回りながら、ゲストと直に今回のカクテルの感想などのトークを楽しんでいた。

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daibacok_13.jpg daibacok_14.jpg 3つのホテルが枠を超え
日本のよさと元気をアピール


 また、ゲストたちにはうれしいサプライズも。カクテルについての感想を書くアンケートの中から抽選で、各ホテルからディナーチケットやバーでの飲み放題チケットなどがプレゼント。当選したゲストはもちろん、それを祝福する参加者たちの笑顔と拍手に包まれたイベントとなった。

 「一昨年の東日本大震災より、お台場から日本に元気を与えようというコンセプトのもと、スタッフが一丸となって3つのホテルが枠を越えイベントに取り組んできた」と語る3つのホテル。これからもメイドインジャパンのよさ、そして力強さをアピールするとともに「ホテルバーならではの空間の心地よさを味わってほしい」とアピール。心地いい酔いを楽しむゲストたちの、桜色の笑顔に包まれたイベントとなった。

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