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【セミナー/イベントレポート】テキーラの常識を覆した『サウザ オルニートス ブラックバレル』が日本初登場!

サウザ オルニートス ブラックバレル 発売記念イベント

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ウイスキー作りの樽熟成を応用したまったく新しいテキーラの誕生

テキーラの生みの親が提案する既存のテキーラを超越した革新的ニューボトル

アガベから作られた蒸溜酒が『メスカル』と呼ばれていた時代に、初めて『テキーラ』という名称をラベルに記したことで知られるサウザ社。創業者であるドン・セノビオ・サウザ氏は〝テキーラの父〟として、スピリッツ界の歴史にその名を深々と刻んでいる。
いわば〝テキーラの生みの親〟ともいえるサウザ社だが、そのクラフトマンスピリッツは創業から140年以上経った今でも失われていない。2016年6月には、オーク樽で3回の熟成を施すという、これまでのテキーラの常識を超えたニューボトル『サウザ オルニートス ブラックバレル』を日本で発表。これを記念して、メキシコ大使館でローンチレセプションが開催された。
レセプションには在日メキシコ大使のほか、総理夫人の安倍昭恵氏や各界の著名人が数多く出席し、華やかで活気に溢れる催しとなった。

メキシコとは切っても切れない関係にある日本、そしてサントリーの歴史

最初に登壇したメキシコ大使カルロス・アルマーダ氏は、開催の挨拶に続き、「メキシコと日本は400年以上に渡って友好に満ちた素晴らしい関係を培ってきました」とスピーチ。これまでのメキシコと日本の国交について解説した。
両国の貿易のきっかけとなった支倉常長率いる慶長遣欧使節団がメキシコに到着したのは、今から約400年前のこと。日本では江戸時代が幕を開けた直後だった。1888年には、二国間で日墨修好通商条約が締結。これは、長らく不平等条約に苦しめられていた日本にとって初となる西洋国家との平等条約だったのと同時に、メキシコにとっては初めてとなるアジアの国と締結した条約だった。また、2004年には日本メキシコ経済連携協定が締結されたことで、貿易や投資を基本とする経済活動が活発化。両国間の経済関係はより強固なものとなった。
以上のように、日本とメキシコの間には古くから密接な関係がある。奇遇なことに、今回サウザ社の『サウザ オルニートス ブラックバレル』を販売することになるサントリーにとっても、メキシコは非常に特別な関係性にある。
サントリースピリッツ株式会社の島田朋彦氏によると「サントリーグループは、売上の4割、そして利益の5割が海外事業から生み出されております。現在は、様々な国で事業を展開していますが、メキシコという国はサントリーが初めて海外事業を展開した国なんです」とのこと。サントリーによる海外展開の第一歩は、メキシコから始まっていたのだ。こうした歴史的背景を踏まえると、今回メキシコ大使館で新商品のローンチレセプションが行われることは、とても運命的なことに思える。少なくとも、メキシコを原産国とするテキーラのニューボトルを発表する場所として、メキシコ大使館以上に相応しい舞台はないはずだ。

サウザ社を唯一無二のテキーラブランドたらしめる〝挑戦を止めない姿勢〟

セミナーパートのメインイベントとなるテイスティングセッションに登壇したのは、サントリースピリッツ株式会社の竹内淳氏。ウイスキーを中心とする輸入酒部で10年以上のキャリアを誇り、現在は日本におけるサウザブランドのマーケティングを担当しているという。
「今日は最初に、サントリーがお客様にお伝えしたいことを宣言したいと思います」と切り出した竹内氏は、勘違いされがちなテキーラの特徴についてユーモアを交えて紹介した。曰く「テキーラは罰ゲームのお酒ではない。決して強いお酒ではない。二日酔いになるお酒でもない」とのこと。確かに日本では、テキーラは〝強いお酒〟の代名詞となっている節があり、罰ゲームとして飲まされるといったシーンも珍しくない。竹内氏は、これらのイメージがテキーラ本来の姿を示すものではないことを宣言した上で、「適度に飲む限りは、本当に優しいお酒です」と続けた。
テキーラの生みの親であるサウザ社は、メキシコのハリスコ州グアダラハラ近郊にあるテキーラヴァレーで、1873年に誕生した。創業者のドン・セノビオ・サウザ氏は、10代の頃から原料となるアガベの栽培や蒸溜について学び、30歳を過ぎて独立。それまでメスカルと呼ばれていたアガベの蒸溜酒をテキーラと名付けて販売し、〝テキーラの父〟と呼ばれるようになった。
2代目のドン・エラディオ・サウザ氏は、それまで樽詰めが一般的だったお酒を瓶詰めにすることによって、海外輸出を本格的に開始。これを機に、テキーラはヨーロッパにも進出することになる。
3代目を引き継いだドン・フランシスコ・ファビエル・サウザ氏は、当時、世界中でテキーラの模造品が作られていたことを受け、メキシコ政府に原産地呼称制度を持ちかけた。テキーラのイメージダウンを回避したいという彼の想いを真摯に受け止めたメキシコ政府は、テキーラの原産地呼称制度導入を決定。これによって産地や原料などの規定に即したものだけがテキーラを名乗れるようになったのだ。
こうした挑戦によって、サウザ社は現在までそのブランド力を維持してきた。同社のボトルには闘鶏の紋章がデザインされているが、ここには「闘い始めたら、死ぬまで闘い続ける」という闘鶏に由来する強い意思が込められているという。常に挑戦をやめない姿勢こそが、サウザ社を唯一無二のテキーラブランドたらしめているのだ。

ウイスキーの樽熟成を応用した、まったく新しいタイプのクラフトテキーラ

サウザブランドに共通する味わいとして、竹内氏は「フレッシュなスムースさ」という特徴をあげた。その上で、「日本人は和食、旨味の民族です。繊細な味覚を持っていますので、サウザの味わいには満足いただけると信じています」と説明。サウザ社のテキーラは、日本人の繊細な味覚をも唸らせるだろうと胸を張った。
味わいの核となる「フレッシュなスムースさ」を実現する製法は、原料、抽出法、蒸溜という3つの要素がポイントとなる。1つ目の〝原料〟については、原料の大部分に自家栽培のブルーアガベを使用しているとのこと。2つ目の特徴である〝抽出法〟は、ブルーアガベの葉を切り落とした球茎部分、通称〝ピニャ〟からフレッシュなジュースだけを抽出するという方法が採用されている。通常のテキーラ作りでは、ピニャを皮ごと粉砕するが、この方法だとエグ味が出てしまうため、サウザ社では一手間を加えてフレッシュさを追求しているという。3つ目の〝蒸溜〟の過程では、銅製のポットスチルとステンレス製のポットスチルを使用。〝The Art of Distillation〟(芸術的蒸溜法)と称される方法で、徹底してスムースさにこだわったスピリッツを作っているそうだ。
さらに、今回発表になった『サウザ オルニートス ブラックバレル』は、ここから3回の熟成を経て完成に至る。1年以上オーク樽で熟成されたテキーラはアネホと呼ばれるが、樽を変えて3度も熟成するというのは極めて特異な製法だといえるだろう。
1度目の熟成は、樽の内面をミディアム・トーストしたアメリカンオーク樽で、12ヶ月に渡って行われる。樽成分がほどよく溶出したテキーラは、次に内面を強く焦がされたアメリカンオーク樽に移し替えられ、4ヶ月間の熟成期間を経る。そして、最後にソフト・トーストされた新樽や古樽など、異なる経歴のオーク樽に詰められ、2ヶ月ほど熟成されるそうだ。
こうして出来上がった『サウザ オルニートス ブラックバレル』は、輝かしい金色に染まり、ウイスキーのような樽香を漂わせる。口に含んでみると、クリーミーなバニラを思わせるフレーバーと、キャラメルのような甘みが広がるが、最後にはフレッシュでスムースなブルーアガベの旨味がしっかりと残るといった仕上がりになっている。つまり、ウイスキー的な特徴を持ち合わせながらも、テキーラとしての個性が失われていないのだ。ウイスキー作りの樽熟成を応用しつつ、しっかりとサウザ社の特性を継承した『サウザ オルニートス ブラックバレル』は、まったく新しいテキーラの誕生を鮮烈に印象付けた。

『サウザ メキシカン サワー』の乾杯で幕を開けた盛大なクラフトテキーラパーティ

サウザ社が誇るクラフトテキーラのセミナーに続き、会場では実際にテキーラやメキシコ料理が堪能できるパーティが催された。乾杯用のファーストドリンクとして用意されたのは、メキシコで最もポピュラーなカクテルとして愛されているパロマ。テキーラと非常に相性の良いグレープフルーツを使用したこのカクテルが、『サウザ メキシカン サワー』という日本カスタマイズのネーミングで振る舞われ、『サウザ オルニートス ブラックバレル』の発売を祝うパーティが盛大に幕を開けた。
この日のイベントには、会場に入りきれないほど多くのゲストが詰め掛け、場内は終始賑やかな雰囲気に満ち溢れていた。『サウザ オルニートス ブラックバレル』のボトルカラーに因んで、〝ブラック&シルバー〟というドレスコードが設定されていたため、男女共に黒を基調とした衣装でドレスアップし、会場はさながら舞踏会のような華やかさに包まれた。
バーカウンターでは『サウザ オルニートス ブラックバレル』の他に、定番の『サウザ ブルー』や『サウザ ブルー レポサド』、熟成なしのオーガニックテキーラ『サウザ スリージェネレーション』、さらには3年以上の熟成を施した国内180本限定発売のスーパープレミアムテキーラ『サウザ XA』など、サウザ社が誇る高品質なクラフトテキーラが提供された。カウンターに並ぶ列は終始途切れることがなく、バーテンダーも休むことなくシェイカーを振り続けるという、とてもエネルギッシュな空間。スタッフもゲストも笑顔が絶えない様子が、とても印象的だった。

大使館であることを忘れさせるような陽気で賑やかな時間と空間

この日、来場者達の舌を魅了したのは上質なクラフトテキーラだけではなかった。ブリトーなどのメキシコ料理をはじめ、手軽につまめるタルティーヌやピンチョス、スイーツが数多く用意され、パーティにボリュームと彩りを与えた。
ステージではラテンジャズバンドの生演奏が行われ、陽気な音楽に合わせて体を揺らしているゲストも目立つ。会場全体のテキーラ消費量が増えるにつれ、人々の熱気もグングンと上昇している様子だった。お酒を飲む人、料理を堪能する人、スマホで写真を撮る人、名刺交換をする人、それぞれがテキーラと共に思い思いの過ごし方をしている。日本語だけでなく、英語やスペイン語が飛び交い、至るところから陽気な笑い声が響いていた。
終盤には、ライブ演奏にゲストボーカルが登場。ベン・E・キングの名曲『スタンド・バイ・ミー』など、ソウルフルなナンバーを歌い上げ、会場をムーディな雰囲気に包み込む。ふと時計に目をやると、いつの間にかパーティ終了の時刻が迫っていた。クロージングのスピーチが始まった頃には、来場者の誰もが「楽しい時間はあっという間に過ぎる」という感覚を噛み締めていたことだろう。
終わってみれば、賑やかさが絶えなかった1時間半。テキーラが持つポジティブなエネルギーが会場全体に充満し、ここが大使館であることを忘れてしまうような陽気で活気に満ちたパーティだった。『サウザ オルニートス ブラックバレル』の発売を祝うパーティは、まるでメキシコ本国を彷彿とさせるような底抜けに明るい雰囲気の中、大盛況のうちに幕を下ろした。

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